いつも、教室の様子をお伝えしているブログですが、
今回から2回にわたり、
ずっとお伝えしていなかった、昨年10月に、日展初入選いたしました
講師2人の喜びの声をお伝えしようと思います。
『孫からのプレゼント』
この度、母娘揃っての日展初入選をさせていただきました。この上ない慶びで驚きです。私にとっての日展は目指すもので、手にすることはない存在だと思っていました。夢のようです。
娘哲子が7月末に初めての出産。赤ちゃんの世話で思うように作品に向き合えない娘が 家族に心配を掛けてはいけないと思ったのでしょうか、深夜に内緒で首も据わらない我が子を背負い筆を持つ姿を目にした時は、親として涙が出ました。
私はあと1枚だけ書いて、あとはサポートに徹しようと心に決めて書き上げた最後の1枚は、私の長年の課題だったキレのある線が自然と出ていて、夢の日展初入選となりました。孫がばあばにプレゼントしてくれた作品の様に思います。
皆様に感謝しながら、これからも研鑽に励みたいと思います。
福本恭子